社労士試験・ここが難しい!

科目別足切り点でどの科目も捨てられない!

社会保険労務士試験は、法律系国家資格の中でも、
かなり難しいとされている試験のひとつです。
その難しさの理由はどの辺りにあるのか、分析してみることにしましょう。

ポイント1 試験範囲が膨大
社労士試験の出題範囲として指定されているのは、労働基準法、労働者災害補償保険法など、8つの大きな法律と一般常識、最新の白書、50を超える細かな法律など。
常人が覚えきれる情報量ではありません…
この中から頭に入れる項目と捨てる項目とを取捨選択し、
効率よく学習を進めていかなければ、合格へはなかなか近づけません。

ポイント2 すべての科目に足切り点が設けられている
合格基準点を確認してみると、総得点の基準にプラスして
各科目の基準点も決められています。
ということは、すべての科目でまんべんなく得点する必要があり、
不得意科目をひとつでも作ってしまうと命取りとなってしまうのです。
しかも、すべての科目で科目別の合格点を満たしていたとしても、それだけでは総得点の
合格点は満たすことができないので、自動的に不合格となってしまうのも難しいポイント。
例えば、択一式試験で各科目4点を取っていたとしても、合計点が28点にしかならないので、
総得点44点以上という基準を満たすことができず、不合格となってしまいます。

ポイント3 午後の試験は長丁場! 集中力&速読力&読解力が必要
午前に行われる選択式試験は、まだ余裕を持って解ける出題形式&時間なのですが、
午後の択一式試験はとにかくハード。
5つの文章の中から正しいものを選ぶという形式で70問出題され、
試験時間は210分(3時間30分!)。
試験時間から考えると1問3分で解かなければならない計算になり、
問題文には長文も含まれていますから、速読力と読解力が必要とされます。
しかも、3時間を超える長丁場で、集中力が続くかどうかが重要なカギとなるでしょう。